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保護猫・レスキュー

みなみちゃんが天使になりました。

前回のブログで書いた「みなみちゃん」ですが、

 

 

 

 

 

 

 

辛い残念なご報告があります。

ステロイド治療を始めた当初は、まるで発症前に戻ったかのように元気になり、
おもちゃで遊ぶ姿も見られるほど回復していました。

先生と相談しながら減薬を進めて約1週間。
突然、再びぐるぐると回る症状が現れ、
「食欲が落ちてきた」と里親様からご連絡が入りました。

お薬を増量し、様子を見ることになりましたが、
翌夜には後ろ足を引きずるようになり、

さらにその翌朝には横たわったままぐったりとしていると知らせを受け、
里親様と急いで病院へ向かいました。

しかし診察室でキャリーバッグを開けた瞬間、
みなみちゃんはすでに息を引き取っていました。

あまりに突然すぎて、言葉を失いました。
ただ、治療を始めてからの約2週間は本当に食欲旺盛で、
亡骸のみなみちゃんは毛艶も良く、ふっくらとしていて、
まるで静かに眠っているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残念だけれど、長く苦しまなくて良かったと思いたい。
9年もの間、お外で必死に生き抜いてきたみなみちゃん。
カフェで過ごした1年も、仲間たちに囲まれながら切磋琢磨し頑張ってました。

そんな中で出会えた、ずっとのお家。
「もう一生カフェの子かもしれない」と思っていた頃に掴んだ幸せでした。

そして里親様のお家では、
部屋に入ろうとする足音を聞いただけでドアの前までお迎えに来てくれるほど、
みなみちゃんは甘え、心を開いていたそうです。

――そんなに懐いて、甘えん坊になっていたんだね。
私たちの知らないみなみちゃんの姿。

もっともっと、その幸せな時間が続けばよかったのにね。
残念で仕方ない。

でも、短い間だったけれど
みなみちゃんは「独占できる愛情」をもらう事が出来た。
家猫として過ごす事が出来た。

里親様
みなみちゃんに“家猫の幸せ”を教えてくださり、ありがとうございました。
心から感謝しています。

そして残されたグリコのことを宜しくお願いします。

追記

お葬式はにゃんこカフェで行いました。
ボランティアさんたちが、それぞれお花を手に駆けつけてくださり、
みなみちゃんの棺は、色とりどりのお花でいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからは、ずっと天国で楽しく過ごすんだよー
そしていつか、私たちが旅立った時は、虹の橋迄お迎えに来て欲しい。

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